若者目線でPR

一応、地方創生ということで、補助金なり予算なりが付いているんでしょう。それなりに各地の自治体が地域活性化策なり、振興策なりを発表しています。

その中で、地元の大学生とのコラボレーション企画が目立ちます。曰く「若者目線でPR」とか。
自治体のお役人にとっては若年層の嗜好などは五里霧中。大学側は少子高齢化のこれからに展望が描けず、両者にとって渡りに船なんでしょう。

でも、いまどき「若者」を十把一絡げに考えてしまうところからして先が見えています。一億総中流の時代が終わった今、一口に「若者」とはいっても一様の嗜好を持つ訳ではなく、投網をかけるより、きっちりとターゲットを絞って、そのターゲットを綿密に調べ、彼らの理想を準備するという考え方の方が適切なわけです。
団塊の世代をターゲットにするなら、今も「一億総中流」的な仕掛け方でいいわけですが、若者の嗜好は違います。逆に言えば「万人向け」のイベントなどをつくっている限り、集まってくるのは、かつての時代を生きた高齢者層ばかりだといえます。

つまり「「若者目線でPR」といったとたんに矛盾しているのです。若者目線なんて十把一絡げでは若者は寄ってきません。

そして、そういうことに留意し提言できる大学生は少ない(いや、ほとんどいないでしょう)…自分たちのノリで「面白い」を研究発表して終わりかな。市民参加型のワークショップやるとか。模擬店やるとか…印刷物をつくるとか…

それなりに公金を使って、結果が出たような形をつけて、関係者は喜んで、でも地域は活性化しなかった…3年後にはそんな感じで終わるのでしょう。

5年たったら、参加した学生たちも、自分たちが何をやったか…覚えていないと思います。

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