労働組合あるいは組織

ある日の大学院に、連合(労働組合の)の幹部だっていう人が来て、僕らはレクチャーを受けたんですね。現状がどうで、これからどうしていくのか。学生側からは「非正規」の人たちへの取り組みなどについて質問が出ました。

僕は、これからも労働組合はあり続けるという前提で話が進んでゆくこと自体に疑問がありました。だって、ストを打とうにも「だったら工場の海外移転だ」とか「ロボットに代替させるからいい」って企業側に言われちゃったらぐーの音も出ないじゃないかと思うからです。
たぶん労働組合って、多くの人が工場で働くことが生産力だった時代の遺物で、会社をして「一糸乱れぬ」を育ててくれていた時代にこそ成立した、つまり組織なんだと思います。
でも、グーグルに組織はありませんよね。グーグルだけじゃなく街場のショッピングモールだって、今や「組織力」で動いている時代じゃぁありません。
しかも、あくまでも組織である自らを否定できない労働組合は、非正規雇用で都市に孤立する「個々人」の労働者に救いの手を差し伸べることはできません。傘下の組合の一員になるまで、そこに苦しんでいる労働者がいてもスルーなのが実態です。

デカくなればデカくなるほど組織はひとりひとりの構成員はに冷たくなり、頑強な組織ほど外様の人間には冷淡になります。そして中枢は腐敗の温床になり、時代についていけなくなっても、幹部たちはいたずらに「きのうまで」を延命させようとする…

労働組合っていうより「組織」ってそういうもんです。

下手をすれば、税金を取られ、会社に搾取され、さらに労働組合にとられ、です。

そろそろ「みんなで」を卒業すればと思います。
だって、すがっていって冷たくされるよりは一匹狼の方がまだマシ。僕はそうは思うから。

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