この大空も翼もいらない

インターネットがインフラの今日に比較すれば、10代の僕らには情報がなかったなぁーと思います。
でも、だからバカみたいに夢が追えたんじゃないかと思います。
デザイナーになりたいとか、全国ツアーができるようなミュージシャンになりたいとか(そういえば松田優作になりたいっていうやつもいたなー)。

身の程知らずの夢…

でも、今の若い人はちゃんと自分の偏差値をわきまえている感じがスタンダード。
MARCHな感じはあくまでもMARCHな感じだし。ヤンキーはヤンキー。つまり、自分が今いる位相から出ようとしない感じなんです。

もちろん、突拍子もない人はいるし、面白い人もいる。そういう人は僕らに世代では考えられないくらい型にはまらず、我が道を行く。
でも、たいていの場合は「私には無理」っていわれちゃう。「ごっこ」的なことで十分。「本気でプロを目指そう」なんていったら迷惑がられてしまう…

ただ、消費者としての彼らは「ごっこ」的なクオリティに満足しなくなってきている。インターネットがあるから比較検討も検索も容易ですからね。

彼らは、この矛盾をどうするんだろう。
それだけは心配ですね。

この大空も翼もいらない」への2件のフィードバック

  1. Sachie の発言:

    今だから言えるのかもしれないけれど「身の程知らずの夢」っていいなと思います。実現した夢は願っていたものよりは小さいかもしれないけれど、新しいものを生んだはずだし、時間は予想以上にかかったかもしれないけれど、夢の何分の一かは叶ったわけで。たとえ全く叶わなくても、努力が全く無駄だったということはないと思うし。あまり夢の先を知り過ぎてしまうと、思い切って飛び込めないような気がします。「石橋を叩いて渡る」くらいならいいけれど、叩きすぎたら壊れて渡れなくなりますね :-)

    • とにかく、これから当分の間、人類未経験ゾーンの社会変革期が続きます。260年間の鎖国を破って突然外国船がやってきて海外からの脅威にさらされるようになった、あの頃のようです。ペリーがやってきたかと思えば政府が交代し、いきなり電信が敷設され、飛脚から郵便で、駕籠が人力車になれば、すぐに馬車や鉄道に取って代わられる…。そういう時代に「石橋を叩いて渡る」的ライフデザインは成立するんだろうかと思います。ましてや「日本にとっての未体験ゾーン」じゃなくて「人類にとっての未体験ゾーン」です。
      でも、若い世代ほど、自分がこの社会の何処にいるのか…全国模試みたいなものもあるし、各種SNSを読み比べることもできるし、すでに「身の程を知らされてしまっている」のでしょう。まさに人類未体験ゾーンの社会問題がこれから顕在化してくるような気がします。

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