オーガニックな生活、あるいはリサイクルな生活を「must」な感じで世間様に呼びかけて、じゃぁ、それを自分や自分の家族の生活にどれだけ反映させられているのか。わが家に中性洗剤はないのか。有機無農薬の野菜、調味料だけで生活しているのか、外食はしないのか。自家用車は持っていないのか。シェアといいながら自己所有の家に住んでいるんじゃないのか…
「捨てない生活」を呼びかけて、溢れるほどの製品を、これからも売り続けなきゃ、人々の就業が確保できないと言われて有効な反論ができるのか。
現状からリユース瓶の使用を普及していくことと、ペットボトルのリユースや園芸用品への再利用を普及していくことが並列的に存在するのは、集約的といえるのか。
etc.
なんとなくね。
リサイクルとかオーガニックって「すべきだ」「しようよ」と世間様に呼びかけるものじゃない気がします。
とりあえず、僕と奥さんが趣味のように続ける。自分たちのライフデザインとしては「できるだけ徹底する」でいいんじゃないかな。
世間様に呼びかようとすると、その途端に「さまざまな矛盾」が生じてしまう…僕はそんな気がするんです。
でも、自分たちに徹底できれば、微々たるものでも確実に前に進みますしね。具体的には何もしないうちに議論ばっかりっていうこともありませんし、エコキャップみたいなことに巻き込まれることもありません。
そもそもリサイクルとかオーガニックって慎ましやかで、それ故、個人的な取り組みなんでしょう。
少なくとも「◯◯運動」みたいんじゃない…
僕はそんな風に思っています。