木を見て森を見ず

そもそも「1603年に徳川家康が幕府を開いた」というデータを知って、江戸時代の何がわかります?
やっぱり吉田伸之先生や渡辺京二先生のお書きになった本を何冊も読み込んでようやく「入門」というところなんでしょう。

太字のところだけ覚えるとか、「これは」と思ったところに「線ひっぱる」みたいな読み方だと蓄積されるのは「データ」だけ。本の内容を「像」としてイメージすることができなくなりますから、例えば「江戸の町」の日常を想像するということができなくなります。

だいたい、太字のところだけ覚えるとか、「これは」と思ったところに「線ひっぱる」みたいな読み方が正しいなら、あんなに長ったらしく文章を綴る必要がありません。
つまり、そういう読み方はマニュアルを読めて覚えられればいいということが前提でデザインされた学校教育の弊害ともいえるわけです。

たいへんだけど、王道はない…

いずれにせよ「木を見て森を見ず」な状況に、自らを追い込んでいくような本の読み方に利がないことは確かです。

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