新・横浜市民

自治体としては同じ「横浜市」でも、中区や西区、南区などの「開港以来の都心」に暮らす人々も持つ生活文化と、都筑区や青葉区あるいは港北区などの郊外型の住宅地に暮らすみなさんの持つ生活文化とは全くの別もの。同様に、都心部でも新築のマンションに暮らすみなさんや、最近になっての分譲住宅に暮らすみなさんも「開港以来の都心」な人々とは一線を画したライフコンセプトに暮らしていらっしゃいます。

高度成長期の後半。高級住宅地化したヨコハマには、それなりの学力と仕事と生活文化を持った「新・横浜市民」が居住するようになった…

僕の高校、大学を通じての先輩の一人が青葉区に家を新築したときに「ここはヨコハマじゃない。世田谷の郊外さ」と言っていましたが、言い得て妙なところがあります。
そして、もうひとつには、東京製の景観と、映画やテレビ・ドラマに憧れてヨコハマに暮らすようになった方。彼らは新参であるが故に都心部コミュニティの実像を知らず、また、そのコミュニティと関わりを持たずとも生きていけるために、今も「知らぬ」ままです。

いずれにせよ、土着系ヨコハマ人とは相容れない部分があって、良くも悪くも「それぞれ」という感じ。土着系ヨコハマ人も、積極的に彼らを知ろうとしなくても横浜市役所の予算を中心とした「横浜村」に内向きになっていけば生きていけますからね。

ただ「新・横浜市民」こそが横浜市民の「多数」になりつつあるのが現状です。かの中田宏さんが横浜市長に当選したとき、彼は18区ある行政区のうち、たった6区でしか勝てなかったんだけれど、それでも彼が当選したのは総数としての「新・横浜市民」が多数を占めるようになってきた表れでしょう(中田さんが勝ったのは港北区、都筑区、青葉区、緑区、金沢区、栄区)。

「新・横浜市民」は行政予算が土着系に我が物にされていることに不満を抱えています。故に中田さんを勝たせたんですが、中田さんは「旧」との闘いに負けてしまった…。でも「旧」の大立者もそれなりに高齢ですし、時代に置いていかれがちな老舗はどこもボロボロです。

何が切っ掛けになるのかはわかりませんが、一触即発な状況になってきているように思います。

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