粋(いき)

「粋(いき)」っていうのは、けっこう「縛る」概念な気がします。
自分の道徳観に基づいて自主的に自分の行動を律する…故に世間から「自分がどう見えてるか」を気にするし「どうみせるか」をデザインしていくことでもある…
世間がどう言おうが、自分を解放してやろうと考える…の対極にあるライフ・コンセプトだと思います。

ただ、他人から強制されるものでも強制するものでもなく、あくまでも「自分の美学」に基づくもの。
ただし「他人の目」を想定しての「自分の美学」であって「自分の開放感、気持ちよさ」を基準にしたものではありません。つまり「やせ我慢」です。

江戸の町は、その70%が武家地。15%が寺社。わずか15%の町方に享保の頃で53万人以上の人々が暮らしていました。
お上の目はあるし窮屈だし、押し込められてる感じを楽しんじゃうしかなかったんでしょう。
故に、幕府も禁中もなく、市域の4分の3が町方だった大坂は、どちらかといえばファンキー志向なんだと思います。

でも「粋」における「他人の目」を「自然という存在、その命」に置き換えれば「オーガニック」には役に立つ、僕はそんなふうに考えています。

なにしろ、オーガニックも「縛り」です。ゴミの分別、節電…「縛り」でなくてなんだという感じです。
それをあえて「やろう」とし、そのことを楽しもうとするのなら(楽しめないと続けられませんからね)
「粋」というライフ・コンセプト、ライフ・スタイル。参考になると思います。

誰に強制されるものでもなく「自主的に」というところもいいですね。

「お、粋だね」と褒められるように、オーガニックに自縛する。ちょっと笑っちゃうような考え方ですが、たぶん大まじめに「有効」なんだと思います。

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