物 語

民間企業が再開発ビルを立てる。当然「収益事業」、つまりはお金儲けです。
それがショッピング・モールなら、テナント料金から回収するし、テナントは売っている商品や提供する食事などの価格にそれを転嫁する。結局はひとりひとりの消費者がそれを負担しているわけで、故に、本来600円くらいのワン・ディッシュを1000円近くの価格で購入させられているわけです。

600円が1000円に化けた分から建設費などの開発経費を除いた分が会社の儲けですが、これは再開発という「物語」が稼ぎ出した「お金」。実勢に即したものではありません。

行政が区画整理事業を行うときだって、民間の土地所有者から道路を広くする分の土地を供出させるために、そのあたりの「地価」を上げる…
それで、所有する土地が狭くなっても資産価値が変わらないようにしますね。高さ制限を緩めて中層から高層ビルを可能にして、その収益増のおこぼれから民地に舗道やら公園やらをつくってもらうっていうのもありますね。

「物語」が「お金」を生んで、現実の舗道や公園になる…

つまり、情報操作によって生じる「お金」が現実に大きな影響を与える…

でも、翻弄されているともいえる。

だって、美味かったラーメン屋は地価高騰に巻き込まれて営業が厳しくなるし、補償でお店の権利を貰えても、管理費やら何やらの負担は増大。自由に仕込みをする時間も奪われて管理者に管理される立場になる…

これは「翻弄」です。

そして「物語」はフィクション。しばしば暴走してバブルな経済を生み出し、そしてバブルの崩壊を招く

ただし、こういった「物語を描くことによるお金儲け」を禁じ手にしたら現在の再開発手法の根元否定。全世界で再開発はストップします。

でも、ストップしたらホントに困るのかな。誰が困るんだろう…何が困るんでしょう。
たぶん、物語を描ける人とそうでない人の二極化の時代も終わるのにね。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中