淘汰の波

事の善悪というより、これだけコンピュータ、ロボット、人工知能などが進化してしまえば、大企業を矮小化して複写したような中小零細企業は淘汰されるのが自然です。政府も、これだけ原材料費や人件費が高騰していく中で、さらに賃上げを煽っている感じですから、確信犯的に「淘汰」を促しているのでしょう。イメージとして当面の就業さえ保障すれば多数決の多数が敵に回ることはありません。

心配なのは「技能」のことです。ものづくりに関する「技能」のように「判別しやすい」技能ならまだしも、例えば「ソムリエとしての技能に長けたお米屋さん」のように、一見すると「商業のようなジャンルだが」というものが、性能の悪い複写機のような中小零細企業の淘汰の流れに巻き込まれてしまう可能性があるからです。

買ってきた機械を並べて、ただただ量産するだけのビジネスな会社も「工場」なら、その「買ってきた機械」を創意工夫からつくりだす技能職の集団も、見方によっては「工場」です。

このあたりを、ちゃんと政府が、多数決の多数が見分けてくれるか。心配です。

すでに、「技能」とはカウントされずに絶滅してしまった「技能」も少なくありません。できることはしていきたいと思っています。

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