ほとばしる熱意

100年前に開業したという東京駅。その東京駅はなぜ「明らかな表玄関」を丸の内側に向けたのでしょう。江戸時代の江戸の中心は日本橋。名だたる老舗、名店が並んでいたのも日本橋。東京駅は、その日本橋を「明らかな裏側」に置きました。

江戸城に向けたんだという人もいますが、やっぱり皇居に向けたんでしょうね。しかも、そこにおわす方を敬うためでなく「錦の御旗」を大義名分に、この国を牛耳ろうとした人たちの思惑でしょう。

「無理だという人がいた。不可能だと笑う人もいた。丸の内の話だ。120年前、ここは荒れ野原だったそうだ。そこにはただほとばしる熱意だけがあった」

桜庭ななみさんと工藤阿須加さんはそう言いますね。でも、どんな熱意だったかが問題です。

戦艦武蔵も零戦も三菱製です。

国家総動員法は1938(昭和13)年、に制定された法律。総力戦遂行のため国家のすべての人的・物的資源を政府が統制運用できるということを定義した法律です。

でもね。三菱は、あるいは財閥は財閥のままだった。宮崎駿監督の「風立ちぬ」の主人公=二郎も三菱重工業に就職した人として描かれています。

「お国のため」は、ホントに「お国のため」だったのか。

なぜ、今、東京駅は戦前の形に復元されたのか…
物珍しさにカメラを向けている姿が、後世、滑稽に見えているのかもしれません。

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