お題が「写真」の「cool japan 発掘! かっこいいニッポン(NHK-BS1)」を録画で「ながら見」していると、ご意見番の荒俣宏さんが「日本の写真文化」の源流に「俳句」が生きてるんじゃないかみたいなことをおっしゃっていました。
なんでもない日常から、さっと「景」を切り取って、愉しんで、ちょっとアートにしてしまう…
そういう美学が街場にまで浸透しているとしたら、確かに素敵なことです。
ぜんぜん、そんなこと考えてもみませんでしたが、言われてみれば、僕の写真も俳句のようです。
芭蕉や一茶や蕪村、無名であっても徘徊を楽しんだ数多の俳人の所産に乗っけてもらって、僕は写真を楽しんでいるというわけです。
つくづく有難いことだなーと思いました。