足 音

昨日は母方のじいちゃんの十三回忌でした。いとこの都合で異例の「木曜日」の法事。しかもお経の始まりが午前10時。でも、それ故に普段着のヨコハマ旧都心が垣間みれて興味深かった…じいちゃんに感謝しています。

お寺は本牧なんですが、僕と奥さんはJR関内駅近くからタクシーで行きました。
午前9時少し前のJR関内駅あたり。あまりの静けさにびっくりしました…というより息をのみました。ここはかつてヨコハマきってのビジネス街。そこに「打ち合わせ」に急ぐ人もいなければ、納品の業者さんもいません。タクシー乗り場も空車の行列です。僕が高校生の頃は、関内地区だけで60軒ほどの喫茶店があり、ネクタイなおじさんたちが、このあたりを闊歩していたものです。

道も空いてて、思っていた時間の半分ほどで本牧に到着。つつがなくお経を聞いて、墓参りを済ませ、精進落としは中華街へ。

なぜか、食事の用意ができていないとかで、少し中華街大通りを歩いてみると、久々にあるくこの道沿いに僕が知っている店は10軒はありません。すでに長く継続できる店がほとんど無くなってしまっています。空間づくりに金をかけイベントを多発する。そういう街の衰退が始まっているような気がしました。確かにお客さんは歩いていますが、僕らが食事をした中華屋さんは、いかに木曜日、お昼とはいえ、広い館内に、うちうちな僕らの集まりと、あともう1組。僕が子どもの頃には毎日のように結婚式があり、ヨコハマではメジャーな会合が目白押しというお店でしたが、今はホントにこんな感じでした。

各牌門や、関帝廟、あるいは媽祖廟なども長期のローンで建設されていると思うんですが、その建設を決定したときの商店会のお歴々はすでに中華街を退場し、現在のお店の多くはその借財に関係ないとか、あっても続かないとか、そういうことはないんだろうかと、心配になりました。

すでに、地方では、そういう破産が始まっています。そして、街に尽力し、最後までガンバってきた人こそが責任を負い、自己破産という事例も少なくありません。

でも、足音だけは聞こえました。道を歩いている人は少なくないから、聞こえ難いんですけどね。

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