They say it was in India

インド政府は、中華人民共和国を挟み撃ちするような地勢にある日本と仲良くしたい。あのときのナチスが、ソビエト連邦を挟んで対極に位置する大日本帝国に秋波を送ったのと同じ構図です。
それに、実は世界に冠たる軍事技術を持つ国という意味でも日本とも仲良くしたい…
もちろん、進出企業を増やして就業の場を増やしたいという意味もあるでしょう。

一方、日本はというと、国内市場の先細りがめに見えた国情にあって、外国に市場を求めたいと、そういうこともあるんでしょうが、TVニュースが強調するように「無印良品」な感じというより、首相外遊のたびにくっついていっている三菱電機や重工や東芝あたりの「売りたいもの」の方が意味は大きいのかなと思います。近い将来の核廃棄物「輸出先」を探しているのかもしれません。

いずれにせよ。

二極化を気にしない封建制度みたいな国の限界を読み切って智衆の支持を取り付け、ミドルを育てながら出てきた「周縁」出身の首相です。彼のスタッフを含め、安倍さんたちや日本の高度成長期育ちのお役人たちに、その狡猾さでは大人と子どもでしょう。戦前もインドと日本の関係は良好ですし、極東軍事裁判にもパール判事の逸話があります。つまり、かの財閥系とは筋がいい…。でも、そのことと駆け引きの技量の問題は、また別です。

世界に散っているインド人は華僑に次ぐ数といわれますが、それだけ多くの国民が、長く長く食うや食わずの状況に置かれてきたということでしょう。絶えず外国人として「ひとさまの国」で生きていかなければならなかった人々も、苦境の国内に残った人たちも、それぞれに、したたかさでは剛の者。その中のさらに実力者中の実力者が、安倍さんたちの交渉相手です。

対等な友好関係を実現するのは、わが国にとっては至難の業です。

(でもまぁ、そんなことは折り込み済みで、安倍さんたちの利益を確保した上で、ツケは国民に、と思われているのかもしれませんが)

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