どんな資格を身につけるべきなのか、どんなスキルを身につけるべきか、その選択をする…それだけで実力が試されます。
3年後はがらりと変わっているかもしれない世の中に「世間の評判を参考にする」はほぼ無意味。学校の進路指導みたいなものも過去のデータに基づいた者なら、あんまり当てにしない方がいいでしょう。
やっぱり、すでに「必要な実力」は持っているが最も安全なんでしょう。世知辛い世の中です。
それに、もうひとつ、なかなか難しいこと…
あの「腐る経済」(田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」渡邉格著:講談社)のタルマーリーさんが、手塩にかけた千葉県いすみ市の店舗を閉めて一気に岡山へと転戦していく。大家さんから退去を求められたのがきっかけとしても、顧客を優先して「いすみ市」に残るのではなく、よい水を求めて岡山県で再スタートを切る…
こういった「思い切り」にビビって踏み出せないのがたいていです。
それがフツウだよねと、僕もそう思いますが、実際、時代は「清水の舞台から飛び降りる」ことができる人だけに微笑んでいるようです。
シンドい時代です。