同じお金

株の取引だとか、通貨で儲けるとか、国債を引き受けるとか、帳簿から帳簿へお金を移してお金儲けをする…そういうことに流通しているお金を「金融経済のお金」とし、僕らが日常の生活で、モノを買ったり、サービスを受けたりするのに支払うお金を「実態経済のお金」とします。

「金融経済のお金」を基準にした商いだと、例えば、再開発ビル(そこそこの高層棟で低層階には店舗が入っているもの)30件を福袋に入れて売り出して「売った買った」だけで、数億円、数十億円の利益が出るものがザラです。こうした「商い」が市井にまで出回ると「バブル」ということになりますが、たいていは全体の5%にも満たない少数の人たちだけが、この世界で「売り買い」をしています。
そして彼らは、毎日、こういう「売り買い」をして、ユニクロさんでさえ「なんでそんな徒労をしているの?」というような方法で、莫大な金額を稼いでいます。

そして「金融経済のお金」と「実体経済のお金」に区別はない…どっちの世界にあっても1億円は1億円。ただし、その重みは圧倒的に違います。「金融経済」の世界でさくっと稼がれた1億円が「実態経済」の世界では、地方都市に行けば小型ビル10棟にも相当する…

僕らができることは、お金儲けに参入しないこと。できるだけお金を使わなくても暮らしていけるようにすること。工夫して成果が得られそうなのはそのくらいのことです。

ベンチャーで何かのビジネス・モデルを苦労して確立しても、それは、結果として「金融経済で活躍する人」のさらなるお金儲けの効率をよくするためのお膳立てをして上げているようなことになってしまうのでしょう。
なにしろ、資産力が違います。こちらからみれば天文学的な資産力です。

1等=4億円の宝くじが、だからどうしたという人たちが、この世には確かに存在し、僕らと同じお金を使っているのです。

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