戦 後

20歳の頃のオヤジは「どこで死ぬか」ということばかりを考えていたそうです。「死ぬ」は動かしがたい前提で、どこで死ぬのが自分らしいか。志願制の海軍を選んだのもそういう理由に拠るようです。

80歳を超えたオヤジが、ある日、ぽつりと「まさか80まで生きるとはな」と、途方に暮れた感じでつぶやいていたことがありました。自分の兄貴は1945年に戦死しちゃってるわけですしね。友だちの多くも同様に亡くなっている…20歳代前半で死ぬ予定が、自分だけ生き残ってしまって本気に戸惑っていたんだと思います。

オヤジの戦後って、どういう戦後だったんでしょう。切ないばっかりの物語でなかったことを祈ります。

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