別の道を

戦後の日本は善くも悪くも「中流」全盛の時代であり、特権階級やエリートの独占を許さず、経済的には、たとえタテマエにせよ「あまねく分配」を是としていたんだと思います。

でも、岸信介さん(安倍さんのおじいちゃん)や佐藤栄作さん(岸さんの実弟)は、こうした戦後体制を主導しつつ、この状況を苦々しく思っていたようです。しかしながら旧財閥の復興を許さないアメリカ合衆国政府のご意向もあって、あからさまに二極化を容認するような社会構造をデザインするわけにもいかず、彼らにしてみれば東京への一極集中も「手加減したもの」にならざるを得なかったんでしょう。

それを止めたいから「戦後レジームからの脱却」だったんだと思います。

団塊の世代よりも年下の安倍さんが、靖国神社にああいう態度で臨むというのはいかにも違和感があります。もちろん「戦後レジームからの脱却」という考え方についてもです。

つまり、彼の言動や意向は彼個人から発せられるものではなく、あくまでも家流を継いだもの。岸信介さんのお嬢さんである彼のお母様のご意向に沿ったものなのでしょう。

でも、この国のマジョリティは、彼に国会内での「大多数」を与えました。

そして、この国は、戦前と同じように戦争に参加する国になり、金持ちと貧乏人のコントラストがはっきりした国になります。

この国の「フツウ」であろうとする限り、この状況に巻き込まれていく…

戦争に巻き込まれなくとも、お金持ちが今以上に肯定される国になるだけで、切ないことになるでしょう。

どうやって自分を保つのか。とても難しそうですし孤独な作業になりそうです。

でも、僕は別の道を探しましょう。

そして、絶対「運動」にはしたくありませんが、発信はしていきます。

そうは思わぬ人を説得して「お薦め」したとしても、そうしたことが詮無いことだということは歴史が証明していますからね。

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