思い切り

工業生産品は、時代に合わなくなればフルモデルチェンジです。

これに対して、次のフルモデルチェンジまでのライフサイクル内。その中での小規模なモデルチェンジをマイナーチェンジといいます。

1961年生まれの僕はネット環境が整い汎用される頃には40代も半ばになり、この国の経済は成長軌道に乗り、少子高齢化は一般的な関心事ではなかった時代に30代を迎え、その頃はイケイケどんどんのバブル経済でもありました。

この2点だけをとっても、要求されているのはフルモデルチェンジであることがよく判ります。

ネット環境が整うだけでなく、世界中の名門大学がオンライン講義を充実させるなど、あらゆる障壁が取り除かれつつあり、そこから何を得られる者、得られない者の差は歴然としつつあり、親の特権が子どもの能力に関わらず子どもを護れるということも急速に過去のものになろうとしています。

地方によっては、中世以来、その地域に君臨してきた「家」が後継者を失って途切れようとしています。前の大戦に敗戦した際の農地改革にも財閥解体にも耐えてきた「家」が「戦後」という風潮に負けて後継者を失い、少子高齢化の並に呑まれていこうとしています。

こうした時代にあって、3年前の自分と比較して自分の変化がマイナーチェンジの範疇にとどまっていると感じたら、すでに厳しい状態になっていると考えた方がいいでしょう。たぶん会社員だった自分が自営になって「ある程度ペースを掴めてきている」で、ようやく時代には生成りか、それでも少し遅いくらいです。

逆に言えば「これから自営」は、もう危険です。準備し始めて、ホッとできるまでに短くても5〜7年はかかります。

そういうわけですから「これから」という方は、まずダウンシフトの設計から入るべきでしょう。「最低限の収入」とはどんなものかを設計しなおし、書籍から「家」まで売れるものは全て売る。その上で非正規雇用でもなんでも、続けられる仕事を探す…

高度成長期育ちの僕らには「惨め」に見える生活かもしれませんが、今のうちにまじめに設計しておかないとさらに悲惨なことになります。

この国の場合、もう氷山に衝突してしまった後。沈没までそんなに時間があるわけではありません。

ここまできたら、とにかく思い切りです。

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