さつきつつじ

「さつき」と呼ばれているものの、実は「つつじ(躑躅)」の一種。開花期が5月中旬から6月中旬にかけて、つまり旧暦の「五月」に咲く「つつじ」だから「五月つつじ」と呼ばれ、さらにその省略形が定着して「さつき」とよばれるようになったというものです。江戸時代から園芸種として愛されてきたことから、亜種、交配種を含めて、確認されているだけで1500種以上。それぞれに名前がつけられているものもありますが、100%の純粋種はないんじゃないかともいわれています。

それにしても、彼らは強い。誰も顧みないだろう街角で、水やりもされず、雨だけで生き延びて毎年きれいな花を咲かせます。究極に手間がかからず、でも緑とし、絶えず、季節がくればきれいな花まで咲かせる…だからでしょうね。民間建物の植栽から、舗道脇、道路の分離帯まで、彼らはありとあらゆるところに生息域を広げています。

水やりさえせず放ったらかしでも結果を出す。酷い話しだなと思いますが、人間の就業者だって期待されていることはこういうことかもしれません。世間って勝手で、その上、惨いですからね。

酷い環境の中でも、毎年、たわわに花をつける彼らに、何かを教えられているような気もします。

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My partner(oku-san)’s blog.    → みちみち草花ひなたぼこ

さつきつつじ」への2件のフィードバック

  1. Sachie の発言:

    空気が悪い交通量が多い道路の植え込みで、
    いつも小さく刈られているつつじを見ると、
    たまにはのびのび枝を伸ばして自由に咲いてみたいだろうなと
    思っていました。

    この季節、つつじの名所が多くの人で賑わっている事と思うけれど、
    路肩のつつじも、こんな風に写真にされて注目を浴びたら嬉しいだろうなと思います。

  2. 僕は、彼らを「命の先生」みたいに思っています。

    彼らも楽には生きていないですね。たいていは病気してたり、グンバイムシやカイガラムシにやられてたり。彼らが望んだんじゃないだろうに排気ガスのただ中に放り出されていたり、カラカラな場所だったり。そして、花をつけても植えた本人たちには無視されているようでもあり…

    でも「命」ってそういうもんなんだと思うんです。

    豊かな土壌の「つつじ園」に入れるヤツもいるんだが、そいつも含めてそれはこちらの任意にはならない。

    この翻弄されている感じが「命」なんだろうと。

    でも、その流れの中で、誠実に、精一杯生きているのって美しい。

    感心するし、お手本だなーと思うんです。

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