引用

外野は涼しい

「『弱くても勝てます』開成高校野球部のセオリー」(高橋 秀実 著/新潮社 刊)で、まず感心させられたのは、監督さんの、机上のものではない「科学的な視点、考え方」でした。その視点や考え方が「野球のセオリー」「野球の基本戦術」とされるものの嘘や思い込みを次々に暴き、そうしたセオリーから考えれば破天荒な野球が、実際に勝利をもたらしていく。「前提条件」が変われば、どんな結論も豹変する…セオリーなどないも同然であることの所以です。

でも、それだけじゃない…

開成高校野球部員の高校生たちの「ドライさ」、燃えていないところにも感心させられました。

外野を守る八木翔太郎君もかなり泰然としていた。なぜがいやなのかとたずねると、こう答えたりする。

「外野は涼しいんです」

ー 涼しい?                             

「内野は緊張するじゃないですか。でも、外野って全体を客観的に見れるんです。気持ち的に余裕があって、それで涼しく感じられるんですかね」(64頁〜65頁はじめ)

この感じで東京の強豪校と甲子園への切符を争い、ときには勝ってしまう高校生がいることのなんと小気味いいことか。

そして、彼らのクレバーさ。スマートさ。

監督さんの視点、考え方と、開成高校野球部員たちの取り組み姿勢。

これからの乱世。たぶん必須のライフ・コンセプトです。高橋さんにそのつもりはなかったんでしょうが、「『弱くても勝てます』開成高校野球部のセオリー」という本。僕にとっては人生の大参考書でした。

→ 以前、書かせていただいた「『弱くても勝てます』開成高校野球部のセオリー」についてのエントリー

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