横浜市あたりの規模になれば、横浜市役所のお役人に、横浜市はデカ過ぎる。しかも、ヨコハマに生まれて育って、今もヨコハマに住んでいるという職員の方がマイノリティ。そういうわけですから、実情を掌握するにも机上でバーチャルに押さえようという方向に流れるものです。
でも、その「机上に上げるデータ」をつくっているのも横浜市のお役人か、東京からやってきた業者さん。来街者数など机上に上げる数値だってあくまでも「推計」。ドキュメントというよりすでにフィクションです。
平成の大合併も自治体をデカくするという話しでしたが、道州制はさらにそれをデカくしていこうという話しだし、横浜市役所なども検討している「新たな大都市制度」っていうのは、政令指定都市級の大都市でもその例外ではないということです。
お役所からは、実際に「人々がどう暮らしているのか」ますます見えなくなるでしょう。
でも、これが流れです。
安倍政権が終わっても、こうした「流れ」が急に変わるとは思えません。
「要望」している時代は終わりです。