引用

札幌という街/KAIという季刊誌

やっぱり、札幌の「KAI」という季刊誌、立派な雑誌です。少なくともヨコハマには、このクオリティで雑誌をつくることができるチームはいませんし(もしかしたら、僕が知らないリトルプレスには、どなたかがいらっしゃるのかもしれませんが)東京マスと比較したって、かなりの上位に食い込めるクオリティを持っていると思います。

kai_1今年から定期購読させていただくことにしたんですが、ビジュアル・デザインに「質的」な留意があります。たぶん、広告主の方ともそれなりの話し合いを重ね、自分たちもギャランティ以上の努力を重ね、切り貼りではなく、ちゃんとした「一冊の雑誌」に仕上げている…

最新号の「カイ食特集 食卓サイエンス」も美しい特集記事。フォントの選びもレイアウトも「紙」を空間として意識していて、写真もやさしい視線だし現場観もある…記事の内容も、高度な内容を「受け手目線」から、やさしく解説してくれている。

「どうだ、参ったか!」みたいなハイクオリティなら、東京マスにもいくらでもるんですがありますが、やさしいハイクオリティっていうのは(東京マスにも)滅多にありません(それこそ、そういうジャンルになると、リトルプレスだけかもしれません)。

ksiその上で、含蓄というか、書き手のみなさんがお持ちの教養…かなりのレベルです。だから「札幌の情報を」というより「KAI」が読みたくなる…

そういうわけですからコラムや書評が楽しみだし、この人たちが選ぶ「食」ならと、増毛町のシードルをお取り寄せしてみたりしています。

この季刊誌を成立させている「札幌」という街の文化度の高さにも、つくづく感心です。きっと、このクオリティで680円という値ごろ感をちゃんと理解している読者の方が、たくさんいらっしゃるんでしょう。さすがは「水曜どうでしょう」を育てた街です。この街に育ってヨコハマあたりに暮らすようになったら、逆に、見ると聞くとじゃ大違いの「雛な感じ」にびっくりしちゃうでしょうね。

札幌には21世紀が色濃く薫っている…うらやましい限りです。

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