別軸の文化

「あまちゃん」が、こんなにも視聴者に共振しするなって誰もが予測不能だったと思いますが「あまちゃん」が岩手県を舞台にし「八重の桜」は会津を舞台にしていることには東北振興の意図があったんだと思います。「あまちゃん」の最終回に向け、なんだか不自然に「琥珀の恐竜」のエピソードが盛り込まれたのも、もしかしたら「久慈の琥珀」をもうちょっとプッシュという意図があったのかもしれません。

楽天イーグルスにアンドリュー・ジョーンズなんていうとんでもない大物がやってきたことについても、親会社に対して東北振興への協力要請があったとか…そういうことがあったのかもしれません。でも、まさか、田中のマー君が22勝0敗なんていうとんでもない成績を上げるなんて、誰もが予測不能だったことでしょう。

人々の思惑を越えて、東北から何かが起ころうとしているのかもしれない…

ここ数年、一般的にはあまり話題になりませんが、東北地方を中心に花開いた「縄文文化」にも、その芸術性や工芸力の魅力だけでなく、社会システムの先進性として再評価の動きがあります。

例えば塩竈なんてところがそうですが、東北地方には首都圏がまだ大湿地帯だった頃から立派な都市だったというところが少なくありません。そうしたところに地下水脈のように受け継がれている都市文化を掘り起こすことができれば、今の東京に集約しようとしているアーバニズムな都市文化とは、別軸の都市を創造していくことも可能になるかもしれません。

そもそも「日本」という言葉だって当時の中国文化から見た東北地方の名称ですが、東北地方には「大和」とは別軸の文化が息づいていたのです。

瀬戸内にも、確かに「国のまほろば」を感じますが、東北を再発見することも、等身大の未来を取り戻すために重要な作業だろうと思っています。震災復興の名の下に、旧来のアーバニスムを押し付けるのではなく、東北の先進性をこそ見つめ直せるように…

たぶん、潜在的に多くの人もそれを臨んでいるんじゃないでしょうか。「あまちゃん」は他の地方では描けなかったドラマでしょうからね。

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