「会社員全盛時代」の次

みんながみんな、なんで会社員になったかといえば「安定していた」からなんだと思います。毎月、定額にちかい「お給料」が貰える…たぶん、そういうことが一番の魅力だったんだと思います。自営業のようにお金になるまで時間がかかるわけではなく、試験に受かれば4月から「お給料」が貰える。自営業だらけのわが家にあって、僕よりも一回り以上「下の世代」からやっと会社員が出ましたが、彼が会社員になった理由も「親の資金繰りの苦労を見ていて」でした。

でも、毎月一定に流れていく「自然」なんてありません。漁師さんのように大漁のときもあれば不漁のときもあるのが自然です。

江戸時代の武士社会もある一定の家柄以上になると、領地を持って一定の石高で家柄を規程していました。長谷川平蔵は400石どりの旗本だったはずですが、400石というお米が毎年支給されていたわけではなく、検地の際に「この村の取れ高は400石かなー」と思われた土地の、その年の収穫に権利を持っていただけで、豊作のときも不作のときもあるというのが現実でした。

つまり、定額というのはそれほどに不自然で、かなり無理なことをしていると考えた方がいいわけです。

(インフレ、デフレの通貨変動の部分が、そういった部分の調整弁として働いていたのかもしれませんね)

いずれにせよ、不自然なことですから、いつかは終わります。そもそも、これだけ全国民的に「安定した月給」が貰えるようになったのは、僕が生まれて後の話しですからね。でも(一時的なものにしろ)この国の場合、終身雇用制というか「会社員全盛時代」が上手くいきすぎるぐらい上手くいったわけです。

だから、この次ですよね。誰にとっても難しい…

「不安定」の中で生活成り立たせていくのって、結局、サーフィンを上手くなるようなもんですもんね。平らな道を歩いていくような感じじゃなくてね。

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