東日本大震災、特に今も復興ままならぬ被災地のみなさんのことを忘れないように…
そういうスローガンみたいなものを散見することがありますが、被災地のみなさんに何をしているわけではないけれど「忘れてはいない」というのと、全く忘れてしまっているから「何もしていない」というのと、被災地のみなさんにとって、どれほどの違いがあるのかなと思うことがあります。
つまり「忘れない」に力点を置くのではなく、例えば、被災地の情報を取り続けること。現状を知り続けること。SNSなどから発せられる「個人の声」に耳を傾け続けることなんでしょうね。そして、そうしたことから個人でも始められる小さなアクションを継続することでしょう。直接的な支援だけでなく、ちゃんと投票に行き、現状にアンチを唱える投票行動とか…
それに、徹底した節電を継続し、できる限り消費電力の大きな空間での買い物や飲食を拒否して、原発の再開や継続にNOを言い続けることだと思います。再開発地にあるオフィス・ビルに働く自分まで否定することはないと思いますが「できること」を「やり続ける」ことだと思います。
行動が伴わず、ただ思っているだけではダメでしょう。被災地のみなさんには何も届きませんからね。
個人で無理なくできることでいいんだと思います。とにかく、小さくてもいいから毎日のように継続することだと思います。