引用

THE HOT SPOT

故デニス・ホッパー監督の1990年度作品「ザ・ホット・スポット」。 ジェニファー・コネリーがヌードになったとか、あの「ナッシュ・ブリッジス」の、あのドン・ジョンソンが主演だとか、そういうくだらないことばかりを覚えているわけですが、細部の描写についてはほとんど失念してしまっています(恐縮ながら)。

hotspotでも、あの

ワクワクするようなことが何も起こりそうもない、片田舎の小さな街の(特に若者にとっては)あの切ないほどの静けさ、懈怠さ、その空気感についてはキレイに(僕の)印象に刷り込まれていて、ときどき、ふっとした瞬間に、あの空気感が疑似体験させられてゾッとさせられる…

もう20年以上前の作品なのに、そのあたりだけは妙に鮮やかです。

でも、つい最近まで「それは、テキサスの片田舎」、つまりは「遠い他人様の国の出来事」だと思っていたんです。しかしながら、気がつくと、あっけなくわが国にも、あの空気感が満ちているのです。「近代」やって、高度経済成長やれば どの国だって、ああなるのかもしれませんが、わが国の場合、合衆国みたいに移民で「いつでも若年人口増加」という国情でもない。合衆国に準えれば「ファスト風土な地元」あたりがあのテキサスの片田舎になりそうな感じですが、高齢者ばっかりのわが国ではさらに空気が動かない停滞した街と、ゴーストタウンが入り交じったような状況になってしまうのかもしれません。

「HOT SPOT」は犯罪多発地域や何らかの活動が活発な地点・場所・地域のことを指さす言葉、乾いたテキサスを「HOT」と形容しつつ、いったい何が「HOT SPOT」なのかを考えさせるようというのが、この映画のタイトルの意図なんでしょう。ハードボイルドを気取り、女性を虜にしようと思いながら逆に女に翻弄され罠に嵌められていくドン・ジョンソンがそのあたりのカギといえそうです。

それにしても、あのドン・ジョンソンと、なぜか山口県周南市の事件とが重なってイメージされました。

山口県周南市とテキサスとでは正反対ともいえる気候なのに…

何が HOT SPOTなのか…真剣に考えてみる必要が出てきたのかもしれません。

ホット・スポット(THE HOT SPOT)
監督 デニス・ホッパー                
出演 ドン・ジョンソン/ヴァージニア・マドセン/ジェニファー・コネリー

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