ルポルタージュにっぽん 3

それにしてもデカい断層です。一方では、たぶん大多数がまだ工業生産時代の人です。こうせよというひな形があって、それを必死にコピーしているか、あるいは無意識のうちに完全コピーをしているのか…でも、この方法論だとそれを完遂できたとしても自分のためのライフデザインではない。でもね。会社員と専業主婦という生き方にこそ幸福があると信じてきた世代には、なかなか転換ができないのです。マイホームを諦めることだってできません。その間を翼を持った若者たちが楽々と飛び越えていって楽しそうに暮らしている…そういう「差」が顕在化していくのはこれからなんでしょね。

会社こそが「会社員という生き方」を推奨しなくなるし、最初は経済的な理由で専業主婦をリタイヤせざるを得なかった女性たちが家庭の外の世界の広さを知り、マイホームを継承するはずの子どもたちはどこかに巣立ってしまう。そうなれば、プロトタイプをトレースするような人生の空しさに否が応でも気づきます。でも、それまではなかなか「大転換」は難しい…何しろ「これまで」が安泰でしたし、時代が変わったといわれても、それを体感することは出来ないわけですからね。

どことなく、話しの構造が「ノアの箱船」伝説に似ていますね。大洪水が来るよって触れて回っても、多くの人にはその声が届かない…でも、しょうがないですね。聞かない理由も「無理もない」って思いますもん。

やっぱり、それぞれの人がそれぞれの判断に拠る結果を受け止めるしかないのかな。この時代に居あわせてしまったことを呪っても仕方ないですもんね。

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