地に脚をつけて

19世紀や20世紀の

特にヨーロッパの思想家や学者たちの言葉にリアリティがないのは、彼らのほとんどがブルジョアの出身だからでしょう。彼らは労働者的な家庭に育ったわけではありませんし、その暮らしぶりを知見でしか知りません。

古市さんたちは、少なくとも「人類愛」を語りません。神学論争ではなく、市井の暮らしに処方箋を提供しようとしています。

僕らや、僕ら以前の世代の人間は思想を語り、そういうことに思考を巡らせるだけで満足してしまうようなところがありますが、それはたいへんに恥ずかしいことです。

年の功なんですから、ホントは、僕らの方が古市さんたちより優れた処方箋を示せるはずなのに、それができないのは労働者階級のくせに、未だに神学論争をしているからでしょう。

とにかく地に脚をつけて考えてゆくべきです。

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