二分化

僕らは「フィクション」を買ってきたんだと思います。

ホントは塗っても塗らなくても大してかわりがない軟膏を塗って安心してみたり、効いてるんだか効いてないんだか判らないようなドリンク剤を飲んで元気になったような気になってみたし、そういう意味で誰かの描いたビジネス・モデルの中に消費者として組み込まれていたんだと思います。

同様に、よく知らないからフェイクを押しつけられてもきました。

レギュラー珈琲とはまったく別もののインスタント珈琲を、違いがわかる人はこれを飲むんだと謳われて、そうかなーと思っていると、実はあれはインスタント珈琲で、本物の珈琲はこれと、レギュラーはレギュラーでも、産地偽装に近いような、しかも農薬だらけの珈琲を飲まされて、でも、ワンランク上のステイタスを味わっているような…

そういう僕らだったんだろうと思います。

もちろん、今もその系譜に夢を描くことができる方はいらっしゃいますが、そういう呪縛というのか、憑きものがとれちゃったような方もずいぶん増えてきました。

最近の再開発地や家電量販店を歩いていると、どこへ行っても金太郎飴なお店が並んでいるだけでなく、そこを歩いていらしゃる方のライフ・コンセプトが一様になってきているように思います。

たぶん「憑きものがとれちゃった」方々は、もう、そういうところにいらっしゃらないんでしょうね。

「二分化」の流れは、おだやかに、でも急激に進んでいってるんだと思います。

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